2017年11月 千倉「オペラへの誘い」・長岡(スピーカーシステム提供)

(以下に馬場君、畠君のブログ紹介記事を転載します。)

座談とCD鑑賞会
 高校時代の仲間たちが輪番に話題を提供する集まりが先日あった。もう10数年も続いていて、かつては仕事に関することが中心だったが、古希も過ぎたこの頃は趣味の話題が多くなった。
 隔月に開催していて先日はオペラの楽しみがテーマ。出席は18人。千倉睦男君が持参したCDとその曲にまつわるエピソードを話してくれ、CDの再生は長岡満男君が開発したスピーカーシステムで行われた。
 「フィガロの結婚」や「魔笛」、「椿姫」、「カルメン」などとポピュラーなものを含めて10曲ばかりを紹介してくれたが、その素晴らしさが二つ。
 一つは、解説してくれた千倉のうんちくで、選りすぐったものであろう持参したCDも古今の名盤が集まり貴重なものが多かったし、再生してくれた長岡のスピーカーも素晴らしかった。
 この日は曲としてはさわりを紹介するだけにとどまっていたが、パリやウィーンのオペラ座で生のオペラを鑑賞したことはあったが、日頃はオペラには縁遠い者にとってオペラの歌曲に接する貴重な機会だった。
 ベッリー二の「ノルマ」では、ソプラノに私でも知っているマリア・カラスに加え、ジョーン・サザーランドのCDもあった。好き好きのことだろうが、カラスよりもサザーランドの方が雰囲気もあって素晴らしかったように私には思えた。
 千倉は高校時代からのクラシックファンらしく、これまでに聴いたレコード・CDは1000枚にも上るという。大好きな「英雄」などはCDを30枚も持っているというから驚く。本人によれば、演奏家の違い、録音の違いが興味深いのだという。
 一方、これらのCDを奏でてくれたのは長岡。今や「長岡スピーカー」で知られる音響技術開発者だが、この日は最新のスピーカーシステムを持参してくれた。
 長岡は10年もスピーカー開発に取り組んでいて、これまでに製作したスピーカーは100を超すという。こうなると定年退職後の余技とも思えないほどだが、この日持参したスピーカーはナンバリングが100を超え、ついにブレークスルーしていてこれまでの最高傑作だということだった。
 実際、澄み切った音が素晴らしかった。開発当初は低音部に良さがあったが、この日の演奏では高音部、それも金属音に至るまで美しく奏でていた。
 日本とアメリカで特許を取得していて、変わっているのはその形状と材料。つまり、スピーカーの函がなくて、覆っているのは何とサラダボール。チタン製1個、ステンレス製2個を使用し、その上を覆う制振材にはシリコンシーラントと細目砂を使用しているとのこと。名付けてミラクル・リアル・サウンド。
 長岡によればこれまでのスピーカーと違って「ピントが合っている」ということなそうで、なるほど、余計な音が入り込まない純粋な音のように聴けた。つまり、音源がそのまま聴いている者の耳に届いているという感じだ。とくに、歌劇の演奏では、ソプラノの声をまるで劇場で直接聴いているような印象だった。まさしくミラクルでありリアルであった。
 幾多の音楽を聴いてきた千倉も長岡のスピーカーに対し「不思議なほど混じりけのない素晴らしい音だ」と感心していた。
  それにしても、音楽を巡って二人のマニアがうんちくを傾け発揮し合うというのもなかなかいいものだった。

(BABA's ノートより)

(以下、畠君のfacebook紹介記事より)

11月14日火曜日、高校の同級生の勉強会「二火会」が久しぶりに開催。年に一度の7月第一土曜日の七夕会と8月31日9月1日の千葉県「昭和の森」でのキャンプと演奏会とイベントが続いたため、二ヶ月のお休みでした。

今回の講師は千倉君でテーマは「オペラへの誘い」、スピーカーや音響設備は長岡君が開発した画期的な性能を発揮するもの(今回撮影忘れました。参加者は遠くはロサンゼルス、北海道、岩手と多彩でした。

...

懇親会は15人、狭いお店でテーブルごとに熱い会話で盛り上がったようです。

名物のハシゴ団長が別の酒席で不参加のため、初めて一次会で帰ることが出来ました。

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