二火会有志 東京下町散歩 (2015年10月30日 快晴)



今回の二火会有志による東京下町散歩はKさん案内で芸術の秋・味覚の秋が主調です。

参加者は限定少人数としたので、女性2名(K,W)、男性3名(T,T,O)、+夕食のみ1名(W)でした。

10月30日、両国駅を11時に出発して、隅田川周辺の東日本橋、人形町、兜町、勝鬨橋、佃島、と経由し、一部でタクシーやバスにも乗ったりはしましたが歩け歩けの徒歩強行。




江戸前与兵衛寿司発祥の碑を横目に見て両国橋を渡り、先ず「薬研堀不動院」に立ち寄りました。毎月28日が無料講談の日とのこと。

ここが、順天堂発祥の地であり辻講談発祥の地でもあることをお坊さんが丁寧に説明してくれました。そして、お坊さんの指差しで振り向くとなんとビルの狭い隙間で、不動様目線の先にスカイツリーの頂部が望めるではありませんか。



昼食は人形町の「谷崎」でお肉料理を。あの谷崎潤一郎の生誕地のお店です。



鎧の渡し、兜町の謂れなどを知ってから、セキュリティチェックを通り、証券取引所内の電光掲示だけの元立会場を見学し一休み。



次は、ちょうど開催中の田島さんのお嬢さん美加さんの個展鑑賞です。

画廊の住所は確認できていたのですが、TARO NASU ギャラリー入口を探すのに一苦労。長年首都圏に住んではいるものの、全員岩手出身の御のぼりさんだったからでしょうか?

ニューヨークで学び活動されている田島美加さんの芸術は、コンセプチュアルアートというのでしょうか。色の対比や織りなすことの美しさ不思議さを感じることが出来ました。音データをどう処理した、素材が何だ、織りをどうした、と頭をひねったり、意図するメッセージは何だろうかなどとそれぞれ真剣に考えてはみましたが、どこまで理解できたのか。




夕陽を眺めながら跳ね上げ部の揺れが激しい勝鬨橋を歩いて渡り、佃町1丁目の歴史的路地へ。


 



佃煮をお土産に買ったりした後、更に急ぎ足で深川不動堂へ。


5時からの御護摩修行読誦に最前列で参加。迫力ある大太鼓と読経と火の勢いに圧倒されながら、我々もそれぞれの持ち物を火にかざしてもらったので霊感あらたか。




ややくたびれながらもやっと6時に築地場内の「市場の厨房」にたどり着き、皆で楽しく乾杯することができました。そして新鮮で豪快なお魚料理をたっぷり味わいました。

さて、来年はどんな下町コースを案内してくれるのでしょうか?次回が今から楽しみです。
(文責、K&O)